「誰も教えてくれないお金の話」を読んで

March 22nd 2019

2019年の目標にも書きましたが、今年は結婚が目標な私です。色々な段取りが終わりつつあり、あとは紙を役所に出すだけとなりました。

目標達成(結婚)までは書類上の手続きを残すのみとなりましたが、結婚に伴う身辺の準備はまだまだこれからです。

一緒に住むにあたり大きな問題の1つとなるのがお金の扱いになると思いますが、今回はそのお金についての基礎知識を得たく、以下の本を読んでみました。

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内容

主人公である主婦のうだひろえが、将来のお金の不安を抱えながらも、色々な人と触れ合う中でお金についてのノウハウを得ながら、徐々にその不安を取り除いていくという内容。マンガ仕立てになっており、テーマの割に取っ付き易い内容になっております。

お金について扱われている内容は、家計の管理、住宅選びと住宅ローン、保険、老後のお金、子供にかかるお金、と、まんべんなく揃っています。

一方投資などの増やす系のお金の話は触れる程度。なので、あくまで最低限のお金の知識までの獲得が、本書のゴールのように感じます。

とは言え、お金について考えるきっかけとしては十分であり、保険や住宅選びなど項目によっては決断を下すのに十分な情報も載っていたりします。

感想

画のタッチは人を選びそうですが、マンガ仕立てになっていることからとっても取っ付き易いです。主婦を主人公にしているあたり、おそらく本書のメインのターゲットも同じような主婦を狙っているように見えます。なので、本書の内容も主婦が気にしていそうなお金の内容に主軸にしているように感じました。

私はどちらかというと投資の知識は間に合っているので、そういう意味では本書が主にカバーしている住宅選び・保険・老後と子供の話は知らないことが多く、よい補完ができたかと思っています。なので、私のように投資の話は間に合っている方、もしくは投資はまだ早くてまずはそれ以外の基本的なお金の話を知りたい方は、本書は非常におすすめできる内容かと思います。

お金の話となると、生々しくて、ちょっと気が滅入ってしまいがちですけど、そこをマンガの中で愛らしいキャラクターと共に説明することで、なるべく初心者にもポジティブに向き合えってもらえるようにしています。

まずはこの本でお金についての第一歩を踏み出してみませんか。